メディテーション(瞑想)は、ボディ(身体)・マインド(心)・スピリット(魂)に恩恵をもたらしてくれる習慣です。瞑想によって自分の内側を探索することにより、創造力や癒し、そして変容が呼び覚まされます。私たちは、幸福や平和や満足の源はどこか外に存在しているものと信じて、日常のほとんどを自分の外側(形と現象の世界)を見て過ごしています。瞑想を行うと、自分の内側の参照ポイントが「実現された世界」から「未実現の世界」へと拡大し、「抑制された意識」から「拡大された意識」へと移行して行きます。瞑想は、私たちの本質を再び探し出し、全てはひとつであるという記憶を取り戻させてくれます。 |
瞑想は、無理に自分の心を静めるというものではありません。むしろ、常にそこに存在していた静寂を再発見するプロセスです。私たちの心の中の対話で出来たカーテンの後ろには、過去の記憶や未来への懸念などの「考え」に邪魔をされない、「純粋意識」の静寂が存在しているのです。
プリモーディアル・サウンド・メディテーション(原初音瞑想)は、インドの伝統であるヨーガに由来したテクニックです。「ヨーガ」とは「結合」という意味で、それは環境、感覚、身体、心、魂の結合です。この結合については、聖人パタンジャリによって編纂された古代教典「ヨーガ・スートラ」に記載されており、その中でパタンジャリは「ヨーガとは心を落ち着かせて純粋な静寂の場へ持っていくもので、その静寂の場はたいてい心の活動によって影が薄くなってしまっているものである」と説明しています。瞑想を通して、私たちは考えと考えの間にある静かな場所へアクセスすることが出来るようになり、無制限の意識の場へと足を踏み入れることが出来るのです。
瞑想中に経験する静寂は、考えと考えの隙間に存在しています。この静寂の場を垣間見ることによって、拡大された意識が、私たちの本質は自分たちの心を埋め尽くしている絶え間ない考えの往来では無く、私たちの考えや言葉や行動を見ている静かな目撃者であることに気づかせてくれます。
ディーパック・チョプラ博士とディビット・サイモン博士、の二人の医師によって導入された「プリモーディアル・サウンド・メディテーション」(原初音瞑想)は、 私たちの日常において「内側の静寂」を確立し、創造性へのアクセスと、迷いの無い選択を可能にする手助けをしてくれます。 マントラは一人ひとりに授与される特定の音で、声に出さずに利用することにより、深い意識階層へと連れて行ってくれる乗り物のような働きをします。インドの古代ヴェーダの伝統が起源となっている「プリモーディアル・サウンド・メディテーション」は、現代のストレスに対する完璧な解毒剤とも言えるでしょう。 |
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