◎「原初音瞑想」そのものについて:
Q1 「原初音」(プリモーディアル・サウンド)とは何のことですか?
Q2 「マントラ」とは何ですか?
Q3 「原初音」というので音楽を使うイメージがありますが?
Q4 なぜ「生まれた時に地球で流れていた音」をマントラとして瞑想中に使うのですか?
Q5 生まれた時間が分からないのですが、自分のマントラは見つかりますか?
Q6 対面やZOOMで参加する際は、どんな服装をすれば良いでしょうか?
Q7 チョプラ博士は、25年ぐらい前の書籍では「TM瞑想」を勧めていますが?
Q8 TM瞑想と、この「原初音瞑想」の違いは何ですか?
Q9 「原初音瞑想」を習ったら、他の瞑想をやってはいけませんか?
Q10 「原初音瞑想」は何故30分を1日2回するのが推奨されているのですか?
Q1.「原初音」(プリモーディアル・サウンド)とは何のことですか?
プリモーディアル(Primordial)サウンドとは「最も基本的な」「自然の根源的な」「原初の」音のことです。
実際に自然界の音はすべて「原初音」です。風の音、波の音、川のせせらぎ、動物や鳥や虫の鳴き声…赤ちゃんの鳴き声や子供のはしゃぎ声まで「原初音」です。
そのように沢山ある「原初音」の中でも地球で聞こえる「宇宙の音」としての原初音が、瞑想中に使うのに適していることに古代インドの聖人たちが気づきました。
「原初音瞑想」は、その「宇宙の音」の中でも一人一人が生まれた時に流れていた宇宙の音を「マントラ」として使い、自らの潜在意識の最も深いところにアクセスする方法です。
Q2.「マントラ」とは何ですか?
世界中の様々な文化や伝統でたくさんの異なるマントラが存在していますが、(例えばキリスト教のグレゴリオ聖歌や、仏教では「真言」と呼ばれ声に出して唱えるものとして使われていますが)、
「原初音瞑想」をデザインしたディーパック・チョプラ博士が採用した「マントラ」は、古代インド哲学の伝統として引き継がれてきた「原初音」を瞑想用の「マントラ」として声に出さずに使います。
原初音瞑想用の「マントラ」は、それ自体に意味が無い、純粋に振動周波数として存在している音です。
瞑想中にその音「マントラ」を心の中で唱えていることにより、考えと考えの隙間にアクセスしやすくなります。
Q3.「原初音」というので音楽を使うイメージがありますが?
「原初音瞑想」で使うマントラは、短い3つの音節で構成されている原初音で、音楽のような感じではありません。また、声に出さずに心の中で唱えます。
原初音瞑想用の「音声」では、瞑想前の「3つの質問」など瞑想ティーチャー渡邊愛子の誘導の声とBGMがありますが、原初音マントラを唱える間はBGMも消えて「無音」となります。
音楽を聞いたりせず、何かを思い浮かべるなどイメージを使ったりせず、マントラも声に出さずに心の中で唱えることによって、意識がより深い静寂、純粋意識(無限の可能性・潜在力の場)にアクセスしやすくなります。
Q4. なぜ「生まれた時に地球で流れていた音」をマントラとして瞑想中に使うのですか?
生まれた時が、私たちの魂が「無限の可能性の場=純粋意識=スピリット(etc.)」から現実の世界に出現した瞬間です。
その時に流れていた音を瞑想中にマントラとして使うことによって、自分の意識を(マインドを超えて)考えと考えの隙間=無=空=ギャップ=無限の可能性の場=無限の潜在力=無限の創造性=純粋意識=スピリットの中に滑り込ませる効果があります。
マインド(思考・感覚・感情・イメージ)を超えて(しかも自分の魂を経由して)スピリットに直接アクセスするため、瞑想の効果はその後の「日常」で現れるという特徴があります。
スピリットの中にある「無限の潜在力」「無限の創造性」など他が、マインド&ボディ(心身と現実世界)に顕現してくるのです。
その人が生まれた瞬間に宇宙で・地球で流れていた「原初音」(マントラ)を、百種類以上ある音の中からインド占星術の計算法を使って科学的に探し出し(チョプラセンターのシステムを使って計算し)、個別に授与します。
Q5. 生まれた時間が分からないのですが、自分のマントラは見つかりますか?
これまで受講された中で5%ぐらいの方が、生まれた時間が全く分からないという方々でした。
ちなみにハッキリした時刻が分からなくても、時間帯が分かれば大丈夫です。「0:00~5:59am」「6:00am~11:59am」「正午~17:59pm」「18:00~23:59pm」の4つの時間帯から選んで頂きます。
それでも「朝方」「お昼前後」「深夜だけれど0時より前か後か分からない」などというかたもいらっしゃいます。
そういう場合はまず直感で「0:00~5:59am」「6:00am~11:59am」「正午~17:59pm」「18:00~23:59pm」いずれかの時間帯を選んで頂いて、その原初音マントラで2~3週間ほど原初音瞑想をして頂いています。
生まれた時間がハッキリ分からなかった方が30分間の原初音瞑想を1日2回実践して2~3週間経っても、講座で教わったような感じにならないという場合は再度ご連絡を頂いて、最初に選んだ時間帯の前か後で新たに原初音マントラを発行しています。
(新しいマントラ画像をメール添付にてお送りする形で再発行料3,900円)
稀に最初から2~4種類の時間帯のマントラ発行をリクエスト頂いて、ご自分で試しながらしっくり来るマントラを感じ取っていかれる方もいらっしゃいます。
生まれた時間が全く分からない方も、上記と同じ形でまずは直感で時間帯を選んで頂いて、2~3週間経って違和感がある方にはマントラ再発行をリクエストして頂くという形をとっています。
こういったプロセスを経て、自分にしっくり来るマントラが見つかる方がほとんどです。
Q6. 対面やZOOMで参加する際は、どんな服装をすれば良いでしょうか?
対面の講座では椅子に座って瞑想しますし、ご自宅からZOOMで参加される場合も、どのような服装でも大丈夫です。
スーツにネクタイでも、ジーンズや短パンなどカジュアルでも、女性はタイトスカートでも、何でもOKです。
2006年に開講して以来ずっと(今ではZOOMでも)リラックスした雰囲気で楽しい感じの会となっています。
Q7. チョプラ博士は30年ぐらい前の書籍では「TM瞑想」を勧めていますが?
40年以上前まだチョプラ博士が臨床医だった頃に米国のボストンでTM瞑想(超越瞑想)を習い、実践していました。
その頃に執筆された本の中では、TM瞑想が勧められています。1990初頭にチョプラセンターの設立準備過程で、チョプラ博士と経営パートナーのサイモン博士はTM瞑想を離れることになりました。
しかし瞑想が非常に重要なものであると認識していた二人は、インド古代哲学の「より良く生きる叡智」としての瞑想技術を現代の人々が簡単に実践でき、且つ日常において効果が享受できるようにという目的でインドとアメリカの学者達と協業しながらデザインし直したものがこの「原初音瞑想」です。
Q8. TM瞑想と、この原初音瞑想(Primordial Sound Meditation)の違いは何ですか?
「瞑想中にマントラを使う」という基本的なテクニックは「TM瞑想」とも共通していますが、使っているマントラが異なる(原初音瞑想では、古代インド哲学の伝統として約5千年前から伝えられてきた百種類以上ある音の中からインド占星術の計算法を使って科学的に探し出し、個別に授与する)のと、指導内容が異なるようです。
実際にTM瞑想を習ったことがある方、20~30年以上TM瞑想を実践されていた方が「原初音瞑想講座」を受講されるケースも多く(直接お会いしてそう仰った方はこれまで4千人中100名ほどいらっしゃいましたが)、
その方々から後日お伺いする「違い」で多い声は、原初音瞑想に切り替えてから「瞑想後の現実生活が楽しい」「願望実現に効く」「(人生の目的のようなものに向かって)導かれていく感じがある」「シンクロニシティが半端ない」「日常で至福を味わっている」「とにかく愉しい!」というようなものが目立ちます。
Q9. 原初音瞑想を習ったら、他の瞑想をやってはいけませんか?
原初音瞑想のマントラは「瞑想ツール」です。つまり「道具」ですので、この道具を手に入れたら他の道具を使ってはいけないということはありません。
「原初音瞑想講座」では、この良く出来た「道具」(例えると良く出来た「精密機器」。自分のマインドを超えてスピリットにアクセスするための「精密機器で出来た乗り物」とも表現できます)を、どのように使ったら、どのように運転したら最も高いパフォーマンスを出し、そのパフォーマンスを維持することが出来るかという「使用方法」や「運転方法」をお伝えしています。
講義の中でお伝えすることとアフターサポートとして提供する情報は、良く出来た「道具」の「使用方法」だけでなく10年間それを提供していった中で、この道具を使用されてきた多くのユーザーさんたちのフィードバックを元にした「使い方のコツ」もお伝えしています。
お伝えする情報の中には「1日2回の原初音瞑想を」毎日継続していくことによって効果が蓄積していく、という内容も含まれていますが、時には違う道具を使いたくなることも、違う車を運転したくなることもあるかも知れません。何をお使いになるかは完全に自由です。
原初音瞑想のマントラは「一生もの」の道具であり乗り物ですので、いつでも、また使い始めることができます。間が空いて再び使い始めた時は少しさび付き感があるかも知れません。でも数日間、運転しているうちに感覚が戻って来て、その快適さに味を覚えたらまた続けたくなることでしょう。
Q10.「原初音瞑想」は何故30分を1日2回するのが推奨されているのですか?
チョプラ博士が1990年初頭に「原初音瞑想」をデザインしてチョプラセンターで教え始めた頃、しばらく原初音瞑想を実践し始めた人々に実験に参加してもらっていました。
最終的に被験者数は数百名となりましたが、その実験とは(1)瞑想中の脳波を測定することと、(2)瞑想後の日常を3週間追跡調査をするという内容でした。
そして被験者たちには1回につき原初音マントラを1回につき10分ほど唱える人、20分ほど唱える人、30分、45分、1時間…と分かれてもらい、その分数で1日に1回瞑想する人と、2回瞑想する人に(おそらく3回瞑想する人にも)分かれて瞑想を実践してもらったのです。
実験の結果、まず(1)瞑想中の脳波については全被験者たちのデータを集めて波形にしたところ、最初の20分間は比較的浅いところに留まっており、20分を過ぎたあたりから深く入って行って30分あたりで一番深く、その後また浅くなっていくという波形になったのでした。
そのため1回につき原初音マントラを30分間(心の中で)唱える(考えが浮かんでいることに気づいたら、マントラに戻る)ことが推奨されて来ました。
※一般的なマントラ(ソーハムやアーハム)は、1回につき20分程度唱えるマントラとして数千年引き継がれて来たものですので、長くても20分間を推奨しています。
(2)瞑想後の日常を3週間追跡調査した結果は、原初音マントラを1回につき10分ほど唱えた人、20分ほど唱えた人は「瞑想の効果を部分的に経験した」(例えば日本では効果を大きく13種類に分けましたが、そのうち2つか3つは経験するという程度)
という回答結果で、
原初音マントラを1回につき30分唱えたグループが「瞑想の効果を全て経験している」ということと、30分を1日に2回おこなったグループが「目に見える成果を出していた」という点で断トツだったそうです。
逆に原初音マントラを1回につき45分、1時間…と長く唱えたグループは「瞑想の効果を全て経験している」けれど「あまり何も達成していない」という結果となり、さらに追跡調査を行ったところ、マントラを長時間唱えすぎるとグラウンディングが弱くなり(地に足がついていない)、物事を具現化する力が逆に弱まっていたということが分かりました。
このような実験の結果、原初音マントラは1回につき30分間唱える瞑想を1日に2回行うことが推奨されるようになり、実際に日本で実践している方々も正にそのような経験を実感するので、できるだけ30分間の原初音瞑想を1日2回実践したくなる、続けたくなる(継続していると効果も蓄積していくとチョプラセンターからも伝えられており、実践者たちも実感している)
という状況が2006年以来ずっと続いています。
※原初音マントラを30分間 心の中で唱える前に「3つの質問」や「4つの質問」を聞いたり自問すること、原初音マントラを唱え終わった後に各種スートラを聴くことでトータルの瞑想時間が45分から50分(上級瞑想だと60分強)になるのは全く問題がなく、実践者の皆様しっかり地に足を付けて物事を具現化して行っています。
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